Friends, confess that with us perishes皆さん、我々とともに滅びます...。 |
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これは、小説「クォ・ヴァディス」(作・シェンキェヴィチ)の登場人物、ペトロニウス・アルビテルの最後のことば。
ペトロニウスは、「趣味の審判者」(Arbiter Elegantiae)と呼ばれた人物で、その当時の世界(=ローマ帝国)における「美」「快楽」「典雅」の最高権威者であり、その故に彼の主君であり、友人であるところのネロ(世に知られる暴君ネロ、ユリウス・クラウディウス朝最後の皇帝)に「審判者」の称号を帯びることを許されたディレッタントである。
ちなみに、弊DOMVS ELEGANTIAEの名は、彼の称号にあやかるものである。
私の伯母が若い頃には「クォ・ヴァディス」が流行っていたらしく、ずいぶん熱心に読んだものらしい。
さて、今日の言葉は年代記には見当たらないので小説「クォ・ヴァディス」の創作のようだ。
皆さん、我々とともに滅びます...。
彼の腕は美しい妾の首を抱くように力なく崩れ、その言葉の続きが発せられることはなかった。
伯母さん。 |